半日、汐見先生ご夫妻とご一緒させていただきました。
広川町の風車に近い方のお話を伺いましたが、町側が窓の計測に来られたので近く二重サッシになる予定との事でした。夜間、止まっていても音が気になりますとの話もありました。
由良町で閲覧公開されている事業者側の計画書を見ましたが、5センチ幅の中身に低周波音に関するものはたったの一ページでした。それも、調査対象外であるというものです。
興国寺裏に計画されている5基の事業者側の説明会が7時からとの事で、参加しました。由良風力発電側が4名
、部品を依頼している三井造船側が3名、他自治会・興国寺檀家の方々20名程の集まりでした。
何よりも静寂を基とする禅寺の裏山に建つ二基を認める訳にはいかないと
、お寺をあずかっている裕禅さんの強い主張にプラスし、事業者側の予期しなかった汐見先生の出現と低周波音の健康被害に関する先生の毅然としたお話に、参加者の方々も意を強くされた様でした。
驚くばかりですが、興国寺の景観を損ねるとの事で出した改善案は、出来るだけ風車を下げるというものです。
風が命の風車の位置を下げればそれだけ風力は落ち、大した電力にはならない事が明白です。これには訳があり、二期工事の5基は取り止めになったかの
ようですが、実はその二基から繋げるのだという話もあるのです。
汐見先生が、「低周波音被害の謎を問う」と題して、現在執筆中のご本の「日本の風力発電に未来はあるか?」の章(7ページ)をコピーして下さり、皆さんに配られました。
汐見先生の事は、環境問題に毅然と立ち向かわれて来た方々と、わたし自身憧れていたご夫妻でしたが、こんな形で先生の最晩年をかけた研究(ご自身が仰られました)に協力させていただける倖せに、心より感謝いたします。
1 件のコメント:
由良町で風力発電の低周波でえらい目にあっています。まさか自分が被害にあうとは思いませんでした。被害にあって、初めて事の重大さに驚いています。悔いています。
開山の鈴木さんとはケンカばかりしていますが、今回のことは私の不徳を恥じるばかりです。
今後は、できるだけ早く、風車の停止、撤去を求めていくつもりです。たくさんの被害者がいます。ご協力を願います。東
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