2007年6月22日金曜日

正確なデータを公開して欲しい

 東京に住み、ご夫妻で環境に関する散り組みをされているMさんより、ホームページで興味深いデータをみつけましたとメールが送られてきました。
 1985年以降の日本各地で風力発電機が撤去されたデータ表です。今年7月の予定を含め、40箇所の撤去データです
。実験用設置もありますが、3年〜10年で撤去されており、メンテナンスの20年という話も日本においては窺わしいのではと思ってしまいます。現に、和歌山に設置されている3基の中、2基は
台風で一度倒れています。
 データの中でも沖縄が目立っています。Mさんの話では、宮古島の風力発電機が台風で倒れ、危うく民家を直撃する所だったそうです。
 昨日、毎日新聞の記者Mさんが工房を訪ねて下さいました。風力発電について多々語り合いましたが、Mさんの疑問
"何故、風力発電計画が中紀(和歌山県中部)に集中しているのか"について、
憶測は出来ても立証出来ない事、又、計画案の発電力と実際にどれ程の電力
を供給できているかを比較できる資料が無い事等、正確なデータを知りたいものと話した事でした。
 計画案で24時間365日稼働のデータを
示されても、広川の様に住民の苦情により夜間ストップしたり、台風時にストップすれば、全く違った数値になるでしょう。その公開がなされていない事は大きな疑問です。
 和歌山県知事が、観光県として景観
に力を入れて行くと公言されていますが、山々や海岸線に風力発電機が林立する光景の、何処に観光を目指す誇り
があるというのでしょうか。
         (tanpopo)

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