2007年6月11日月曜日

一回目の集まり

 まず、広川町で稼働している風力発電機を見学しました。参加者は6(男性3・女性3)名。
 近くで見ると予想を遥かに越える大きさでした。低周波公害とされる音も不気味。近所の方が近づいて来られ、「この数値では大した電力にはならんで。」由良に続く尾根を指さされ「あそこに17もこんなもんが建つんや。」
と話されていました。
 場所をYさんの経営されているT旅館に移動し、勉強会を始めました。そこでの参加者は9(男性5・女性4)名でした
。初めての集まりという事で、どういう事で参加したかとの自己紹介から始め、地元のYさんより提示された地元説明会の折の資料説明がありました。地元で最初に反対の声をあげられたNさんからも、何が問題かの詳しい説明がありました。その地でずっと農業をされてきた方の懸念(付帯工事による水路に関する懸念等)がよくわかりました。
 参加者の中に、この問題に詳しい方がいて、京都議定書の関係で駆け込み的に申請され、受理されておびただしい数の風力発電機が建つ予定ですとの事。これは、和歌山だけでなく日本中
の各地で起きています。
 わたしが調べた資料は、『その風力発電、ほんとうに"環境にやさしい"ですか?』と『風力発電施設が猛禽やその生息環境に与える影響』の二つ。
前者はわかりやすく5項目に分けて何が問題点かを明確に示しています。後者は、風力発電施設で衝突死したオジロワシの写真が生々しく掲載されているものです。
 今後の課題は、無関心でいる方たちに如何に関心を持ってもらうかですが
、発信し続ける事が大事で、勉強会を定期的に開く事とし、次回はわたしの主宰する「茅の家の集い(未来に語りかけよう)」の前に行う事としました。24日(日)の10時より。
 夜に、東京の息子より電話がありました。原子力の会を覗き驚愕したとの事。六ヶ所村のドキュメンタリー上映と討論で、『風力しかない!』と殺気だっていたそうです。では、その方々
はどれ程風力発電の事を知っているのでしょう。このタイミングも変ではと思ってしまいます。
       (tanpopo)
 

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