2007年6月17日日曜日

エネルギー教育

 わたしの故郷・宮崎でNPO法人「リバーピア延岡」
(河川科学館)を主宰する同級生に、エネルギー問題について聞きました。
 Dさんは19年前からエネルギーを考えるフォーラムに参加している女性です。
 風力発電については、ドイツ・デンマーク等と同じ緯度(日本では北海道)の安定した風が吹く場所でなければ、風力発電は意味をなさない事。
 「今のエネルギー問題は、とてつもない大きな組織の力が動いていて、どうすることも出来ない状況になっています。」
 エネルギー問題を考える会が、東京の住民を対象に初期に調査した結果、クーラー代が月に1000円上がればやめるかという問いに、何と3000円上がってもやめないという回答が多く、電気代を上げてはという案はあっけなく没になったそうです。もしフランスなら暴動が起きるでしょうと。日本のエネルギー教育に問題があるとも思います。
 この問題について知れば知る程痛切に感じることは国民一人一人が現況をよく知り、『今、自分に何が出来るのか』を真剣に考え実行する事だろうと思います
。 
 「とてつもない大きな組織の力」をひっくり返す力 
は、「未来の子供の笑顔を信じて動く母性」ではないかと思っています。

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