2007年8月23日木曜日

汐見先生よりの報告

 一週間の出張より戻りましたら、汐見先生より先日の低周波音
測定をまとめられたものが届いていました。
 広川町のUさん宅での聞き取り調査と詳細な検証データを元に、
考察をまとめられています。
 これらの事は、11章からなるご本の第11章「日本の風力発電に
未来はあるか?」に入り、近々出版されます。先生は最後の方で
、「風力発電の騒音問題に、低周波音問題を無視する事は許され
ず、その事は、この国の風力発電の住民被害を、外国と同列に論
ずることは許されないという事になります。」と、書かれていま
す。
 風が弱くても風車が稼働すれば、10ヘルツという低い低周波音
域に低周波音が発生する事が証明されたという事は、「今後の風
力発電による被害発生の防波堤に」との一途な想いで動かれた先
生にとって、一歩前進かと思います。
 ただ、今後の課題として、異なるメーカーの風車ではどうか、
多数の風車が併設されたらどうか、距離の問題は、等多くの課題
が残されています。
 
 留守中、多くの方々より署名が届いていました。
海南市のMさんからは、100名余の署名が届きました。薬膳料理に
関心を持ち、工房主宰の集まりに参加して下さると、昔からの薬
草の話題に花が咲く方です。
 
 パソコンで情報を得る事に全く関心のない、調べるのは常に書
籍でと仰るEさんは、『正しい事をきちんと知らせる事が大事』と
アドバイスを下さいました。その点でも、今回の汐見先生の検証
と考察を、皆さんに伝えなければと思っています。
                          (tanpopo)

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