2007年11月9日金曜日

由良風力発電所

7日、建設反対を訴えていた由良門前区が説明会を開き、
事業者である日本風力開発(株)と合意、平成21年には
風力発電所が稼働する事になりました。
 
第一報は、由良町のYさんより入りました。取材した地
元の記者より報告があったそうで、何の問題も無かった
かの如くあっさりと済んだそうです。
夜に、M記者より「ご存知ですか?」と第二報。「書い
た原稿を訂正しなければいけなくなりました。」との事。
「どういういきさつがあったか検証します。」と仰るの
で、『和歌山の文化』に何の誇りも持ちあわせていない
県民性ですからと答えておきました。
 
その後で、Yさんより日高新報の記事がFAXされてき
ました。
区は、6項目の条件を提示し、「この条件のもとに区と
して計画を了承します。」と区長が企業側に書面を提出
したとの事です。
それに対して、「心のつながりを大事にし、皆さんから
愛される風車にしたい。これからもよろしく。」と答え
たそう。
 
6項目 
1.興国寺参拝道路より風車やブレードが見えない事
2.山頂の森林伐採・土砂掘削、低周波等の問題が発生
  した場合、工事を中止する
3.住民に被害が発生した場合、発電機の使用中止
4.騒音・暴走等の道路管理
5.今後興国寺周辺の風力発電計画はないものとする
6.問題が発生した時はその都度話し合いの場を持つ
 
前回の7月の説明会で、大声を出して怒鳴り合っていた人
たちは、何を争点とし何処で了承したのでしょうか?
興国寺の裏の二基は、広川町の方にずれました。町議の持
山の三基はどうしても建つとの事でした。
由良に生まれ育ち『興国寺』が自慢だったというYさん。
「興国寺が近くにある事は誇りではなく、恥ずかしい事に
なります。悲しい事です。」と。
 
興国寺のご住職は個人的に存じあげている方です。
先週、署名のご報告をさせていただいた所でした。
何故、門前の方々は『一基も建てさせない!』と声をあ
げる事ができなかったのでしょう?
後世に遺る汚点であると思います。その責任は、ご住職ご
自身にもあると思っています。
                (tanpopo)

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

FACTAという雑誌に

日本風力開発「神風」決算の怪
風力発電に逆風。3月末の逆転黒字は、発電機115基の「収入」という不可解な理由。
http://facta.co.jp/article/200909059.html

無理にでも10本建てたかったのでは