2008年1月21日月曜日

汐見先生より

松の内があけて長期出張に出ておりました。
その間に、汐見先生よりお手紙を頂戴していました。
中に、1月5日付の朝日新聞の夕刊、同じく5日の読売新聞
の夕刊も同封されていました。
 
朝日の夕刊に関しては、その日すぐに東京のMさんより電話
が入り読んでいました。わたし自身も汐見先生がお考えにな
られたように、「これで風力発電は解禁になった」のかと思
いましたが、そうもならないようです。
読売に関しては、相変わらず年賀郵便での支援体制を報道し
ています。カーボンオフセット年賀の割高になっている5円
が、風力発電事業などの地球温暖化防止に役立てられるとい
うものですが、予想よりかなり売れ行きが悪かったのだそう
です。
「一枚5円の環境への投資が、高いのか安いのか。受けとめ
方は人それぞれだろうが、温暖化防止に貢献したという実感
は得られるのではないか。」
この記事を書いた記者は、同じ日の朝日の一面に、大きく『
風車 相次ぎ失速』として、落下した風車や根元から折れた
風車の写真入りの記事を読んでどう感じたでしょう。
NEDOの調査では、2006年4月〜2007年2月の11ヶ月間で、何と
77基に故障や事故が起きており、14基が製造不良や整備
不良が原因だったそうです。1基が数億もするもので、国が
高額の補助金を出す事業だというのにです。
 
年末、汐見先生のお宅にご挨拶に伺いました。
先生と奥様が、たくさんの若いお弟子さん達に囲まれて、と
てもうれしそうになさっていました。30数年の先生の生き
様にふれさせていただいたようで、こちらもうれしくなりま
した。
『今年の今後の展開を注視したいと思っております。』
       (先生のお手紙の、締めくくりの言葉です。)
 

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