松の内があけて長期出張に出ておりました。
その間に、汐見先生よりお手紙を頂戴していました。
中に、1月5日付の朝日新聞の夕刊、同じく5日の読売新聞
の夕刊も同封されていました。
朝日の夕刊に関しては、その日すぐに東京のMさんより電話
が入り読んでいました。わたし自身も汐見先生がお考えにな
られたように、「これで風力発電は解禁になった」のかと思
いましたが、そうもならないようです。
読売に関しては、相変わらず年賀郵便での支援体制を報道し
ています。カーボンオフセット年賀の割高になっている5円
が、風力発電事業などの地球温暖化防止に役立てられるとい
うものですが、予想よりかなり売れ行きが悪かったのだそう
です。
「一枚5円の環境への投資が、高いのか安いのか。受けとめ
方は人それぞれだろうが、温暖化防止に貢献したという実感
は得られるのではないか。」
この記事を書いた記者は、同じ日の朝日の一面に、大きく『
風車 相次ぎ失速』として、落下した風車や根元から折れた
風車の写真入りの記事を読んでどう感じたでしょう。
NEDOの調査では、2006年4月〜2007年2月の11ヶ月間で、何と
77基に故障や事故が起きており、14基が製造不良や整備
不良が原因だったそうです。1基が数億もするもので、国が
高額の補助金を出す事業だというのにです。
年末、汐見先生のお宅にご挨拶に伺いました。
先生と奥様が、たくさんの若いお弟子さん達に囲まれて、と
てもうれしそうになさっていました。30数年の先生の生き
様にふれさせていただいたようで、こちらもうれしくなりま
した。
『今年の今後の展開を注視したいと思っております。』
(先生のお手紙の、締めくくりの言葉です。)
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